2007年 05月 06日
目に見えない要素 |
昨日は私達夫婦の3回目の結婚記念日だった。
近所でお祝いしようと、気にはなっていたものの、まだ足を運んだことがなかった、小さなレストランを予約してみた。
前菜。パスタ。メイン料理。自家製パン。デザート。コーヒー。という構成のショートコース。
初めて行くレストランは、「ハズレ」の場合もあるので、ちょっとドキドキだった。
でも、予想以上にどれも美味しい料理。しかも、一皿一皿が手抜きなく丁寧に作られているのが伝わってくるお味で、私も旦那さんも大感激のディナーとなった。
お料理については勿論のこと、何よりも驚いたのは、レストランの「居心地の良さ」だ!
レストランに一歩入った途端に、「あ~、このお店は寛げそうだなあ」と思った。
最近改装したばかりのそのレストランは、確かに以前通りがかりに覗いていた時よりは素敵な内装になっている。でも、特別にオシャレとかセンスがいいってなわけでもないのだ。
それなのに、確実に時間が経つごとに、こちら側の緊張感がほどけていく実感があった。
「居心地の良さ」を作り出すのは、やっぱりインテリアの良さが一番ではないのだなあと、つくづく再確認。インテリアなどは2番、3番に来てもいいものかもしれないと思う。
見えない部分でのお店の方の努力や情熱、人柄・・・いい仕事をしようとする誠実さ・・・そういう形にならないものが店内の心地よい雰囲気に結びついていると感じた。
昨夜行ったレストランは、きっとこれからますますお客さんも増えて、インテリアもどんどん良くなっていくんじゃないかな~。これから先に希望が持てる場所。その場所に居ることから自分もなぜか元気や希望を貰える・・・そんな良いサイクルを生み出してくれるレストランだった。
by interior-scrap
| 2007-05-06 11:46
| 居心地の法則